復職まであと僅か
産業医の先生からは復職可能の判断と就労条件をもらった。
会社からは復職案が提示され同意した。
主治医からは復職可能の判断と復職診断書をもらった。
この間に会社の人事部と復職日を確定させたので、復職診断書を会社に送って私がすることは完了した。
あまり実感はわかない。
長かったような、短かったような。
まだやりたいこともあるが、これは働きながらしよう。使える時間が減るなぁ。
と思いつつ、復職までの流れがスムーズに進んだ気もするが改めて整理しようと思う。
復職に必要なことだけをまとめると少ないのだが、会社側に復職の意を伝えてから1ヶ月くらいかかった。
復職手続きの流れ
- 主治医に相談し、復職可能な旨の判断をもらう
- 産業医に復職の意と復職時の条件・要求を伝える
- 会社と復職時の条件・環境を決める
- 産業医から復職可能な旨の判断をもらう
- 会社と復職日を決める
- 主治医から復職診断書をもらい会社に提出する
おそらく上記が一般的な流れになると思う。
私の場合は、「1」の主治医への相談が「6」と一緒になった。
ただし、直前のオンライン診療の時から復職できそうな雰囲気は出ていて、あまり診療を受けておらず順番が入れ替わった形だ。
1. 主治医に相談し、復職可能な旨の判断をもらう
これは主治医・先生、人によって違うとは思うのだが、私の主治医の場合はこちらから切り出さないと復職の話をしなかった。
直前のオンライン診療でもそうだった。
なので復職できそうだなと思ったタイミングで主治医に相談して、口頭ベースで判断をもらうべきだった。
私の場合、産業医の先生も良くしてくれたが、あくまで会社側。会社の窓口だ。
主治医にあらかじめ相談しておけば、復職の話を進めるにあたり条件等のアドバイスももらえたと思うし、そもそも条件を付けるのが一般的だと前もって知れたはずだ。
2. 産業医に復職の意と復職時の条件・要求を伝える
休職期間中、会社側の窓口は産業医だった。
産業医に休職中の体調を報告し、産業医が会社にそれを報告する。
なので復職の意は産業医に伝えることになった。
このタイミングで希望する条件を伝えた。
伝えたというより、産業医の先生から復職時の環境・条件のヒアリングがあったと言った方が正しい。
人事部との面談が定期的にあるのならその場でも良いと思う。
3. 会社と復職時の条件・環境を決める
会社には産業医の先生から報告がある。
その2週間後くらいに、会社から復職時の条件・環境が提示された。
異動の有無や異動がある場合の業務内容説明、いわゆる新しい人事の話があるはず。
イチバン時間がかかりそうなのはここ。
私の場合は1回で済んだが、要求が通っていなければ納得できるまで繰り返していたはずだ。
場合によっては休職期間の延長もあり得たと思う。
4. 産業医から復職可能な旨の判断をもらう
復職案に同意した約1週間後、産業医の復職可能か否かの判断のための面談があった。
これは復職の手続き上必要とのことだった。
復職時の条件・環境に不満はないかを聞かれたので、改めて復職の意を確認された形だ。
加えて産業医の先生からは、当面の残業や出張は禁止など、いくつか制約を伝えられた。
5. 会社と復職日を決める
産業医面談の数日後、復職日の提示が会社からあった。
私の場合は、直接会うでもなく、オンラインミーティングでもなくメールだった。
メールに記されていた日付は約2週間後で、これは社内手続きのことを考えれば妥当な日付だ。
都合が悪ければ後ろ倒しても良いとあったが、常識的には延ばして最大1週間程度だと思う。
6. 主治医から復職診断書をもらい会社に提出する
復職時の条件、日付が確定したら会社に復職診断書を提出する。
復職の手続き上、必要とのことだ。
復職診断書は主治医に書いてもらう必要がある。
復職が可能な旨、復職の日付、条件（残業NGとか）が記載されていた。
他に必要な事項がある場合は医師に伝え、承諾すれば記載してもらえる。
あとは復職するだけ
手続きは以上であとは復職するだけ、つまり復職日に出社するだけだ。
休職したからといって休職前に戻れるわけではない。
私の場合は人間関係で休職した。
つまり接触したくない人が職場にできてしまい、休職前と全く同じ状況には戻れない。
能力やスキルは変わらない、むしろスキルや知識が増えたとしても、ある意味職場には劣化して戻るわけだ。
武器は「苦手な人との付き合い方」だけだ。
