3回目の産業医面談
前回の産業医面談(2回目)から約1ヶ月後、3回目の産業医面談があった。
この産業医との面談の前に会社との復職の話し合いをして、復職案(復職時は異動し、業務も変わる)も提示されている。
私はすでに復職案を承諾していたので、今回の産業医面談の話の内容は以下の2点になった。
- 復職案に不安はないかの確認
- 産業医からの復職時の制約事項
1. 復職案に不服や不安はないかの確認
まずは復職案の確認。
私から承諾した復職案を伝える。
産業医の先生は復職案を知っているはずだから、私が話すことで齟齬・相違がないかの確認をしているのだろう。
続いてその復職案に不安がないか確認される。
新しい業務の懸念点や不安な点などだ。
異動するとは言っても、これまでの経験や知識・スキルが活かせる業務なので心配はない。
次に、休職の原因となった人物のこと。
異動するとは言っても職場で顔を合わせることもある。
業務上は関わらないにしても、顔を合わせることはあるが大丈夫か、心配ないかという確認。
産業医の先生からは、具体的に「日常会話くらいは大丈夫か?」との質問があったが、まぁ大丈夫だろうと伝えた。
加えて、私からは積極的に声をかけることはしないと補足したが、産業の先生からは「それでいい」との返答があった。
そもそも、その人物から話かられでもしない限り、私はガン無視することを決めている。
話しかけられたとしても、「はい」「いいえ」とかの一言を返して終えるつもり。
私自身のためには関わらないのがイチバンだからだ。
これが私なりに答えを出した「苦手な人との付き合い方」だ。
さすがに「ガン無視します」とは産業医の先生には言わなかったけど。
2. 産業医からの復職時の制約事項
今思えば、この産業医の先生はすごく親身になってくれる。
会社からお金が支払われていて、これが仕事なのだから面談をしたりするのは当然だ。
だが丁寧。丁寧すぎるくらいにいろいろと聞いてくれて、様々なことを進言してくれる。
まるで主治医が2人いるようだ。
今回もまるで主治医のように産業医の先生からは以下のことを進言、というか制約された。
- 残業はNG
- 出張はNG
- 復職の1ヶ月後くらいに面談をする
実はこの内容、後日に主治医の診療を受けた際に言われたことと全く同じ。
ちなみに残業や出張などの労働条件と、業務内容の負担軽減については復職診断書に記載してもらうことになる。
これらの制約を設けるのは、もちろん再発を防ぐのが目的なのだが、生活リズムや生活サイクルを変えないのが主旨とのことだった。
場合によってはリモートで働くことも手段の1つだと言われた。
リモートワークはできるけど上限がある。
とりあえずリモートワークは会社の規定に従い、必要に応じて会社に相談することにした。
復職が近づく
復職前の産業医面談も終わり、いよいよ復職が現実のものになる。
あとは復職日を決め、復職診断書(復職が可能な旨を記した診断書)を提出するだけだ。
もちろん不安もあるが、復職してみないとどうなるかわからない。
なので復職を決めた。